穴窯焼成体験 2014年 秋ANAGAMA

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第20 回 穴窯焼成体験 2014/11/3~2014/11/29

〈窯詰め1日目〉2014/11/3

記念すべき第20回目を迎えました穴窯焼成体験イベント。
名称が「能勢窯焚き大人の冒険ツアー」へと変わり、新たなスタートをきりました。
11月3日(月・祝)穴窯イベントの初日!!窯詰めの様子をレポートいたします★

イベント当日は、朝から快晴の気持ち良い天気!
大阪梅田教室に集合し、車で大阪府能勢町にあるゆう工房の穴窯へ向かいます。
到着した窯場の気温は低くめでしたが、これから始まる体験にワクワクドキドキ♪寒さも吹き飛びます。

窯詰め体験には男女6名の会員さんにご参加頂き、まずは自己紹介から★
そして、ゆうさんより窯詰め講座がスタート!
うつわの持ち方から、棚板の組み方など穴窯の知識をしっかりと学び、早速実践にうつります!

作業はスタッフと会員さん1名ずつペアになります。
『本間』と呼ばれる窯の正面の焼成室に、大小さまざまな大きさの作品を詰めていきます。
洞窟のような穴窯は暗く、ライトを照らし2人で協力しながら並べていきます。
全国9教室から集まったたくさんの会員さんの作品を1つひとつ手に取りながら、
「この壷、面白いかたちですね~。どうやって作っているのかな?」
「こういうマグカップいいですよね。」と楽しみながら作業が進みます。
いろんな作品が見られて、次回の制作意欲も沸いてきます☆

窯の外では、棚板と作品が焼き付いてしまわないようにつける''目土''をつくる人と、
棚板の大きさを測る人に分かれ、声を掛け合いながらの作業。

窯の奥にある「一の間」と呼ばれる、上半身がぎりぎり入れるくらいの小さな焼成室では
腰を曲げながら窯の奥まで手を伸ばし作品を詰めていきます。
翌日は身体の節々が痛くなりますが、パズルのように作品が詰まっていく様子に、心地よい達成感があります☆

お昼は2つのチームに分かれて、交代でしばし休憩。
自然の中でゆったりとランチタイム♪
ホットコーヒーで体を温めながら、みんなでものづくりトークに花を咲かせます。

窯詰めに参加すると、窯場にしかない釉薬をかけることが出来ます。
現地にしかないオリジナルの釉薬は、参加した人のみの特典となっております☆
皆さん釉薬の作品サンプルをみながら
「この色もきれい。だけど、、こっちの色もいいですね~♪」
と、しっかり吟味しながらお気に入りの色を決めて釉掛けされました。

夢中で作業をしているうちに、気がつくと辺りはもう真っ暗。
この時期の夕暮れは早いですね。
あっというまにイベント終了の時間となり、最後にパシャリと集合写真を撮影。
日常では体験することのできない穴窯体験イベント☆
自然の中での作業、カラダを動かすのはキモチがいいものです。
自分の作品を自分の手で窯詰めされた会員さんは、焼き上がりがより一層待ち遠しそう♪

参加して頂いた皆様、朝早くからお疲れ様でした&ありがとうございました!

〈窯詰め2日目〉2014/11/15

11 月15日(土)に窯詰め2日目を迎えました。
今回のイベントには、男女合わせて7名の会員さんにご参加頂きました。
窯詰め2日目は前回の窯詰めの続きの作業です。

窯場に到着し、まずは自己紹介からスタート。
初参加の方から、ベテランさんまで☆
作業が始まり、窯の中へ入ると11月ということもあって少しひんやり…。
今来週には窯の中が1200℃迄温度が上がると思うと、不思議な感覚です。

窯詰めは作品を詰めるだけでなく、”棚板”と”つく”という道具を使って、棚を組む作業をしていきます。
窯の中は大人が二人入るのが精一杯の大きさなので、重い棚板を組み立てるのは一苦労です。
初参加の会員さんが「奥が全く見えないし、腕も上手く入らない…」と言いながらも上手に棚 を組んでくれました♪ひとつひとつが器を焼き上げる為大切な作業です。

会員さん同士で相談しながら、作品をパズルのように並べて、詰めていきます。
「わたしの作品はどの場所に入れるのが一番いいかな…?」
「灰の当たり方,火のあたり方を考えるとこっちを前にした方が良いかも…!」などなど。
薪で焚く穴窯。火の動きを考えながらの作業です。
自然の力で、思いもよらない景色が生まれます。

今回の窯にはオーナーのゆうさんの作品も多数詰めていきました。
こちらのうつわは梅田と福岡にあるCafeゆうの選べるカップの新作になります。
楽しみにお待ちくださいね♪

無事にすべての作品が詰め終わり、最後の作業です。
入口に煉瓦で蓋をしていきます。
煉瓦と煉瓦の隙間には、山の土と教室の土を混ぜた"目地土"で隙間をふさぎ窯詰め作業終了♪
今回はベテラン会員さんの参加者が多く、とても頼もしかったです。
ご参加頂いた会員の皆様ありがとうございました!

〈焼成1日目〉2014/11/23

11月23日(日)は、待ちに待った穴窯焼成の日!
穴窯焼成体験1日目をレポートします☆
早朝6時50分、大阪梅田教室に会員さんが集合!
「朝早くからありがとうございます!」
眠たい目を擦りながら窯場へ出発。能勢へ着くと、真っ赤に見頃を向かえた紅葉が迎えてくれました☆
その景色にすっかり眠気は吹き飛びました♪
この日は天気も良く、まさに穴窯焼成日和♪
能勢に到着すると、まずはお酒と塩を準備し、火の神様に全員でお祈り☆
「温度がぐんぐん上がりますように☆」
焼成1日目は、少しずつあぶりながら温度を上げていきます。

お 昼には鍋リレーを開催!この後、1部、2部、3部の時間帯ごとに参加される会員さんが、鍋の具材を持ち寄ります。
随時、具材を追加しながらみんな で楽しむ美味しいあったか鍋企画☆
なんと!1部参加の会員さんがズワイガニを持ってきてくださいました!!
そして、皆さんのテンションにつられるように、窯の温度も順調に上がっていきました☆

2部に参加の会員さんは、スタッフと穴窯近くの妙見駅に集合。
能勢で採れた新鮮野菜の販売所で一緒にお買い物♪「今日鍋をするんです」と言うと、野菜を一つおまけしてくれました♪採れたてお野菜の新鮮お鍋☆

15時に火番の交代。1部に参加してくださった皆さん、お疲れ様でした☆
2部には、穴窯初参加の会員さんもおられ、初めてみる薪焼べ作業に驚かれていました。
春の窯焚きよりも温度が上がるペースが早く1111℃に達すると、「おおーっ!ポッキー!!」と歓声が上がり、
皆さんカメラを取り出し記念撮影♪
18時頃になると煙突から火柱が出始めました!夜に見る炎は幻想的でとても綺麗です☆

22時になると3部に参加の会員さんが到着☆交代の時間です。
常連の会員さんが多く、2部から引き続き参加される会員さんも!
中には自転車で能勢まで来られた会員さんがおられ、「どこから来られたんですか?」という質問に、
まさかの「福井県から」!アクティブな会員さんにスタッフもビックリ!
また、別の会員さんが、鍋ごとどて焼きを持参してくださいました!寒い夜の焼成に嬉しい差し入れ♪ありがとうございます!
集まったメンバーで円陣を組み、「オー!」という声が能勢に響きます♪3部は夜を乗り越えるために気合いを入れてスタート☆
眠気との戦いもありながら、火を絶やさないように薪をくべていきます。
その時、窯の蓋のワイヤーが切れる緊急事態が発生!蓋を開けているとどんどん温度が下がるので大変!
そんな中落ち着いてワイヤーを修理して下さった会員さん、本当にありがとうございました!
トラブルもありながらの夜の焼成体験。無事に朝を迎え、交代の時間になりました♪
焼成1日目に参加いただいた皆さん、お疲れ様でした☆

〈焼成2日目〉2014/11/24

11月24日(月・祝)は前日に引き続き、穴窯焼成体験2日目です。
朝8時に、夜通し窯を守って下さったメンバーと交代!皆で円陣を組み、「焼成温度を上げていくぞー!エイエイオー!」と気合いを入れます!

そこからひたすら二人一組で薪を焼べていきます。少しでも窯の扉が開いていると温度がすぐに下がってしまうため、素早い作業とチームワークが重要になってきます。

窯の温度は1200℃近い温度になっているので、薪を焼べる際は顔や手が熱くなり、炎の勢いを感じます!
本間に薪を焼べながら、2日目には後ろの『一の間』と呼ばれる焼成室にも薪を焼べていきます。
本間に使う薪より細かく短く切り分けたものを使います。
この日の窯の温度は上がったり下がったり。温度計を見つめながら、1℃上がるごとに期待が高まります!
「普段の生活でこんなに温度を気にしたことなかったけど、1℃上がるだけでもすごい事ですね!」と参加された会員さんもびっくり。
薪はどんどん消費されていくので、焼成と同時進行で薪の準備も。
長い薪はチェーンソーを使ってカット。初めてチェーンソー使うという会員さんも、慣れてくると様になってきます♪

15 時になり、今回の焼成体験ラストのメンバーが到着!いよいよ穴窯焼成、最後の追い込みです!
寒空の下の作業にも関わらず窯の熱で汗が流れてきます。
そして、ついに煙突から火柱が上がり始めました!オレンジ色の炎がゴーッと音を立てながら燃え上がると「ヤッ ター!」と歓声が☆カメラを取り出し、努力の成果を写真に収めます♪

最後の焚き込みが終わり、18:30に本間の蓋を閉じました。良い焼き上がりに仕上がる様、想いを込めレンガを元通りに詰めます☆
一の間もラストスパートを迎え、皆さん最後まで薪入れを頑張ってくださいました!19時に一の間も蓋をして、作業終了。

無事に焼成が終了し、会員さんスタッフ、みんなで鍋を囲み打ち上げです☆
窯焚きを終えた達成感がいっぱいで、温かいお鍋がより一層美味しく感じられました♪
今回は薪の状態も良く、温度も順調に上がってくれたので、作品の仕上がりがとても楽しみです♪

23 日の夜から24日の朝、昼と24時間連続で参加して下さったベテラン会員さん☆スタッフ一同とても感謝しています♪初参加の会員さんには「普段、なかなか体験できないことを経験させて頂き、とても良かった」と仰っていただきました♪
窯詰め、焼成と、穴窯体験に参加してくださった皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!

〈窯出し〉2014/11/29

11月29日(土)に穴窯焼成体験イベント「窯出し」を行いました!
先日窯焚きした穴窯の、待ちに待った窯出しをレポートします♪

朝、大阪梅田教室に集合の時点で雨がパラパラ・・・
天気が心配でしたが参加者さんの心がけが良いのか、車で窯場へ向かううちに青空が広がり気持ちのよい天気になりました!

穴窯へ到着し、まず初めに煙突の蓋を開けてから窯出し作業へ。
梅田教室の会員Iさんは、「処女作を今回の穴窯へ詰めたので、どんな風に焼き上がっているのだろう」と、
とてもドキドキワクワクしているご様子☆

煉瓦の蓋を取ると、焼き上がった作品が見えてきます!
生まれたての作品を見て、一喜一憂☆
ひとつひとつ丁寧に棚板からはずし、作品を取り出していきます。
太陽の光を浴びて煌めく器のビードロを愛でるように眺めたり、沢山の作品を見て「次はこんなの作りたい」「これもかっこいいなー!」などの声が。
作品作りに対する熱意やアイディアが皆さんの目から沸き上がるのを感じました!また、窯出しイベントに参加すると、焼き上がった作品を一番に見れるのも嬉しいですね♪

今回参加者さんの中には・・・なんと!、、、。
以前の穴窯体験で親しくなり、ご結婚されたご夫婦がお二人揃って仲良く参加!
お二人は、当時出会った他教室の会員さんと、5.6年経った今でも交流があるそうで、旅行へ行ったり山へ登ったり仲良くされているそうです!
いろんな出会いがある、穴窯体験イベント☆大きな魅力のひとつですね。

午後からは作品を各教室ごとに分け、梱包していきました。
重いものや筒状のものは箱の下部へ。軽いものやお皿は上部へ。1つずつ大切に箱へ詰めていきます。

窯内で作品をのせる棚板も、釉薬が流れた所をきれいに取り除きました。次回の窯詰めが楽しみです☆
会員さんのチームプレイのおかげで、例年より早い時間で窯出しの作業が終了♪
ありがとうございました!

10月から始まった第20回能勢穴窯大人の冒険ツアー☆
大人の冒険、楽しんでいただけたでしょうかー!!
窯詰め、焼成、窯出しに参加して下さった会員の皆様、ご協力ありがとうございました。

次回の穴窯は5月に開催を予定しております。
電気窯とは一味違う、自然が生み出す穴窯の魅力。
会員の皆様の体験のご参加や作品のエントリーをお待ちしております!