穴窯焼成体験 2016年 秋

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第24回 穴窯焼成体験 2016/10/22〜2016/11/3

 

<窯詰め>2016/10/22

 

窯詰めには会員さん3名がご参加くださいました。
今回、スタッフもより一層一致団結するために、木村先生デザインで向井先生がTシャツに刷ってくれた、手作りの穴窯Tシャツを着て気合を入れました!
始めに窯詰め作業の注意点や、道具の使い方、窯の構造などをしっかりと学びます。
ゆう先生から釉薬の説明、目土・貝の目の付け方など、穴窯の知識を一通り学び、いざ窯詰め開始!

午前中は窯詰め役と壁打ち役に分かれました。
窯詰め役は、木村先生と一緒に器をひたすら窯に詰めていきます。
窯詰め役のオーダーに合った器をサポート役が次々と渡します。
初めは少し苦戦されていましたが、後半になるとテキパキと器を渡され、皆さんのチームワークもバッチリ。
そして、壁打ち役は一の間の入り口をレンガで塞ぎ、細い隙間を土で埋めていきます。
実際に作業された会員さんも「左官職人みたいで面白い!ちょっとでも隙間があると、すぐに埋めたくなりますね!」と興奮しながら、入り口全てを綺麗に整えてくれました!

 

午後からは窯詰め役とチェーンソー役に交替。
木村先生ご指導の下、チェーンソーの使い方を学びます。
日常生活では、めったに使わないチェーンソー!ホラー映画みたいでドキドキしながら、たくさん切っていただきました。
本日の作業終え、最後は記念写真を!
チェーンソーを小道具に、ユーモアあるポーズまでとってくださる仲の良さ!
初めて出会う会員さんも、窯詰め作業を経て、お互いの距離がグッと近くなりましたね☆

 

 

 


 

 

<焼成1日目>2016/10/29

 

今日から2日間の焼成が始まりました。
1日3交代制で火を絶やさず作品を焼き上げていきます。

 

<焼成1日目1ブース・火入れ>

会員さん3名がご参加されました。
名古屋からご参加くださった女性会員さんは、窯詰め、火入れ、窯出しと全てに参加して下さりました!
車での移動中大きな虹も皆さんと一緒に見ることができ、ハッピーな一日がスタート☆
到着後、窯の入口のレンガを取り外し、空気の出口となる煙突の蓋を開け、火入れ前に火の神様に塩とお酒をお供えします。

「火の神様~!無事に焚けますように!」と安全をみなさんと祈りしました。

 

 

その後、ゆう先生から薪の入れ方や、温度計の説明、チェーンソーでの薪切りをしっかりとレクチャーして頂き、役割分担し作業開始。
ほっぺに煤を付け「焚き火みたいで楽しい!」と、作業を楽しみながら火を絶やさないように、一生懸命薪入れをしてくださっていました。
薪切りも「初体験で楽しい!」との言葉も!
男性会員さんがチェーンソーで夜中の分まで沢山薪を切ってくださりました。
火入れ一部終了時間の15:00間近には、温度が770℃、771℃、、、とどんどん上がっていき、ラッキーセブンの777℃に!!
皆さんと記念撮影もできました♪

 

 

帰りの時間になり「時間たつの早い~」「もっといたかった~」などと嬉しいお言葉も頂き、普段体験できない貴重な経験をしていただけたと思います。

 

 

<焼成1日目2ブース>

火入れ1日目2部では会員さん1名がご参加です。
2部の15時では、南堀江教室の女性会員さん1名とスタッフ1名が加わり、引き続きをしっかりと行った後、作業開始です。
18時からはもう1人スタッフ加わり、深夜の分も薪を切り溜めました。
温度が800℃近くなっているところからスタートだったのですが、穴窯初参加の女性会員さんは熱さにも恐がらず落ち着いて薪入れをされていて、とても頼もしかったです!
温度の上がり方などをタイムで計りながら、薪を入れる量を調節していきます。
日常生活では体験したことのない熱さに「熱いですね~!」と、話しながらも温度が下がらないようにスピーディーに薪入れ作業を行いました。
窯の中で真っ赤な炎に包まれている器は、眩しいくらいに神々しく感じました。

 

深夜メンバーとバトンタッチの22時には1100℃を越えてきました。
夜中は薪切りができないので、夜中の分の薪をたくさん切りストックして、夜中のチームに引き続きです。

 

 

 

<焼成1日目深夜ブース>

深夜ブースは夜の22時から朝の8時までの時間帯で、梅田教室の男性会員さん1名とスタッフ3名の4人体制です。
ご参加頂いたのは梅田会員は今回穴窯深夜ブース2回目の会員さんです。なんと、今回はギターをかついで来て下さいました!
ご趣味でギターをされていて、前回「今度、ギター演奏聞いてみたいです~」の声をおぼえていてくださったそう♪

朝から火の番をしてくれていたチームとバトンタッチし、さっそく窯に薪をくべていきます。
その後も2人1組となり交代で薪をくべていきます!
夜中気温が低くなりひんやりとしている中の火入れは、あらためて窯の暖かさ、ありがたさを感じます。
夜は空気も澄み渡っていて、星もたくさん見ることができ、窯場前では会員さんによるギター演奏もしてくれました。

とっても素敵な音色にスタッフも癒されておりました♪

 

そうしているうちにだんだんと夜が明け、交代の時間が近づいてきました。
交代までに1140度までは上げたい!と意気込みます。
午前8:00に2日目ブース班到着☆引き継ぎ交代です。
目標にしていた1140度より高い1150度で引き継ぐことが出来ました!
最後に深夜ブース班で記念撮影☆
みんなギター風にポージング☆

 

 

 


 

 

<焼成2日目>2016/10/30

 

火入れ2日目は1部に四条会員さん1名、2部に梅田会員さん1名のご参加です。
梅田会員さんは、本人様も何回来たのか分からない!と言われる程のベテランさん☆
四条会員さんは、ゆう工房では初穴窯ですが、普段は色んなところで穴窯をされているそうです。マイ手袋やヘルメットを持つ穴窯経験者です!

深夜に火の番をしていただいた「夜の部」メンバーとの交替から始まります。
皆さん一晩中、起きてらしたので眠そうかと思いきや、「おはようございます!!!」と朝から元気に挨拶してくださいました!寒さに耐えながらも、熱い火のお陰で気分も高揚している様子です! 能勢の寒さに震えていた2日目メンバーも、思わず体がシャキッとしました☆

さっそくお二人とも、薪入れ・薪割りに挑戦!

最初はスタッフとペアで入っていただきましたが、慣れてくると会員さんペアでもやっていただきました。

穴窯経験者という事もあり、会員さんペアでも息の合った職人さんのような手付きで、タイミング良く薪を入れられて頼もしかったです。
薪割りもチェーンソーを片手に、何本も切っていきます。チェーンソーが大得意の梅田会員さんから、今回特別にうまく切るコツを伝授していただきました。会員さんいわく、「チェーンソーを信じてあげることが大事!」だそうです。怖がらず、木に合わせて反動を付けながら切ると良いそうですよ♪伝授していただいてからは、びっくりするくらいスムーズに切れました!
夕方に近づいてくると温度も1200℃に近づいてきました。ですが、1200℃と1199℃を行ったり来たり…。あと少しなのに、1℃の壁がとても大きいです。

 

あと一時間。薄暗くなる中、ひたすら木を切って熱い窯に入れる作業を何度も繰り返します。
一日目、深夜の担当メンバーから引き継いだ火が、目標の1200℃に到達することができました!
今回 初参加の四条会員さんからは「今日一日、楽しいひとときを過ごせました!ありがとうございます♪」と嬉しいお言葉をいただきました!
実は穴窯焼成中に、サツマイモを持っているゆう先生を発見!
どうやら、器を焼くときに使用する「鞘」にサツマイモを入れて焼くそうです。
石焼きイモならぬ、窯焼きイモ?!
穴窯の上に乗せること数時間。窯の外側も高温なので、アツアツ、ホクホクに焼き上がり、皆でおいしくいただきました☆

 

 

 


 

 

<窯出し>2016/11/3

 

11月3日に窯出しを行いました。
昨年は焼成後10日目での窯出しに対して、今年は焼成後4日目と言うこともあり、窯の中はサウナのようにホカホカです。
外は肌寒く、冷えた身体をポカポカの窯で温めながらの作業です。

朝一に窯の口を塞いでいたレンガを1つ1つ外していきます。
段々と光が流れ込み、見えてきた内部。最も期待が高ぶる瞬間。。。

 

「わあ綺麗!」窯が開くと皆で感動を分かち合い、思わずカメラで撮影会です。
ひんやり冷たい外気と交換に中からはほんのりと暖かい空気が流れてきました。
..キン...キン....耳を澄ますと奥の方から器の表面に入る貫入の音が優しく聞こえてきます。赤子の産声のように。
窯の中には想像以上の景色が広がっていました。

一つ一つ丁寧に窯から取り出す作業は感動の連続です。
取り出した作品を皆で照らし合わせ各教室作品へと振り分けていきました。

タタラ作品には重ねて焼成する際に付ける赤貝の目跡が自然な美しさを物語っていて、まるで器の上を心地よく浮遊している様子にも見えて印象的です。
窯出し作業はいろんな作品が見ることもでき、又出てくる器との対話が楽しめるのも醍醐味ですね。

さて2016年秋の穴窯焼成体験はいかがでしたでしょうか。
初めてご参加頂いた方も、穴窯経験者の方も、穴窯イベントに参加するたびに
新しい発見ができ、非日常を味わい楽しみながら知識や経験を学べたことと思います。

秋の穴窯イベントにご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
また春に穴窯イベントが開催されます。
電気窯とは違った味わい深い作品が焼き上がるのもとても魅力です。
春の穴窯に向けて作品制作も始めて行きましょう!
皆さんの素敵な穴窯作品に出合えるのを楽しみにしております♪