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「象嵌皿」☆大阪南堀江教室☆陶芸会員さんの名作品紹介 5月3週目

公開日: 2017年5月19日

こんにちは、大阪南堀江教室担当の杉山です。
色の柔らかな若葉が木々を覆って、南堀江教室にそそぐ太陽もやわらかくさわやかな風がふくころになりました。お出かけするなら今だ!とわくわくしてきます。

さて今週は一般会員、月4回ご受講、マリさんの「象嵌皿」をご紹介いたします。
象嵌とは胎土と異なる色土をはめ込んで装飾する技法で、素地土である胎土と違う色の土で模様を際立たせるます。象の目になぞらえて「象眼」とも呼ばれているそうです。

 

 

 

まず、てびねり成形し、十分な厚みに整えるため全体を丁寧に削ります。
象嵌をする場合は土の表面を削って凹ませる分、少し厚めに成形しておくと安全です。
お皿を削りだしてからが本番、好きな模様をヘラや竹串、釘や細い線のカンナなどで表面を自由に削ります。
手にべとべととくっつかないが器全体にしっとりと湿り気の含んだ状態が理想です。
その後少し乾かしてから異なる土を埋め込んでいきます。
今回は白化粧と黒化粧を使っていらっしゃいました。

 

 

マリさんのお皿のすごいところは面一なところです。
面一(つらいち、ツライチ)とは、二つの面の間に段差が無くフラットな状態のことを言います。
建築用語としては、突き合わされた部材に「段差がない状態」であることを指しますが、ベースのお皿と埋め込んだ土との間に少しも段差がありません。
根気が必要ですが、彫る、埋める、締める、様々な工程の中、土の状態を適切に判断し、土を良く知っていなければ出来ない技です。
( *´艸`)パチパチ!

 

 

たっぷり時間をかけて8受講分この作品に時間と愛情を詰め込んだマリさん。
技を磨き続けるマリさんのこれからの作品にもわくわくします(^_-)-☆

雨降る水面を見ているような模様もすてきです。
技ありのステキな作品をありがとうございました。

象嵌皿:白化粧、黒化粧、象嵌、面一

 

 

陶芸一般会員コースの詳細はコチラをご覧ください。↓

https://yukobo.co.jp/ge_tougei.html