やきもん日誌

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☆第27回能勢穴窯大人の冒険ツアー☆焼成2日目☆イベントレポート 2018.4.18

公開日: 2018年6月8日

こんにちは!この4月からゆう工房梅田教室に入社しました新人社員の安藤と松崎です!

本日は、前回に引き続き4月18日に行われた穴窯の焼成2日目の様子をご紹介します。

 

まずは、窯焚きの様子を安藤がリポートしていきます。

私たちは朝7時50分到着し、夜組の会員さん・スタッフとバトンタッチ。
窯が1100℃を越している状態から目標の温度の1200℃以上、火入れから37時間焼成を目指していきます!

 

 

※焚口から薪を投入するスタッフと会員様。高温から身体を守るため、防護マスク・軍手の上に革手袋・綿の前掛けと完全防御で臨む。

 

私たち新人は事前に穴窯委員の先輩スタッフにレクチャーを受けて来ましたが、

実際に窯焚きの現場に立つとものすごい高温にタジタジ…灼熱の炎に腰が引けてしまい、

なかなか思うように薪を投げ入れることが出来ません。

そんな我々2人とは対照的に、穴窯焼成に長年ご参加頂いているベテランの会員様と先輩スタッフの2人は息を合わせて

落ち着いて薪をくべていきます。かっこいい!

一度に投入できる薪の料は「両手でつかめるくらいの一束」を5セットほど。
これを、焚口の蓋を開いている時間を短くすませるために出来るだけ素早く投入しなくてはいけません。

ゆう工房の穴窯焼成で目指すのは、器の多様な景色を生み出す「還元焼成」。
窯の外の冷気と酸素を出来る限り入れないように、瞬時に適量の薪をくべていきます。

バチバチバチバチバチ…
薪をくべた瞬間は温度が下がりますが、薪が燃焼することでゆっくりゆっくり温度が上がります。
そして温度の上昇が止まり、1~2℃下がったら、次の薪を再び投入!!

薪をくべるタイミングが早すぎても、遅すぎても、温度は上手く上がっていきません。
温度の上がりが順調な時、悪い時、その原因は何か?一度にくべる薪の量は適切か?窯の中のオキはしっかり燃えているか?
観察と考察をしっかり繰り返しながら薪をくべていきます。

 

※「一の間」の追い焚きの様子。中に詰めた器の釉薬の溶け具合を絶えず確認しながら薪を投げ入れる。

 

窯焚きのラストスパート!!
大きな窯の中でも一番奥の温度が上がりにくい「一の間」は、

穴窯親方のゆうさんが窯の側面の焚口から細い薪をくべて追い焚きしていきます!!

「薪を使って器を焼く」という営みは日本でも古代から行われてきたものですが、

こうして実際に穴窯の焼成に参加すると、そこにはしっかりとした理論があることがわかりました。

まだ「科学」という概念が存在しないはるか昔から自然現象を巧みに操っていた先人たちを心から尊敬します。

私はまだ入社したばかりの駆け出しですが、これからどんどん経験を積んで生命力を帯びた器を焼けるようになりたいです。

 

 

後半は新人社員の松崎がご紹介します!
1100℃を超えた窯の中に薪を火口に入れると煙突から、赤い炎と黒い煙が轟々と上がります。

その景色はとても神秘的でした。人の手で作ったうつわを、自然の力を借りて作品を生み出す穴窯は、

きっと掛け替えのない作品になると感じました。

さらに、穴窯の燃料になる薪割りを行いました!薪はチェーンソーで窯の中に入る大きさにカットします。

薪の太さは、細いものから太いものまで様々ですが、どれも重要な役割を果たす大事な燃料です。

実はチェーンソーを使うのは初めての私でしたが、ゆうさんから使い方をしっかりレクチャーしてもらい、

安心して何本もカットすることができました!!割った薪は次回の穴窯まで、十分に乾燥させ寝かせます。

今回割った薪が後々の穴窯で使う燃料になると思うとドキドキです☆
少し不安気味だった初心者の私でも、会員さんや、ゆう工房の先輩スタッフの皆さんからたくさんアドバイスをもらい、

さらに窯焚きや薪割りなどアクティブに体を動かすことが出来て、とっても良い汗がかける感動の一日でした!

新人社員は夕方5時に、名残悪しくもお先に退散。

後は、会員さん、先輩スタッフの皆さんに託し、最後にみんなでパシャり☆

この後、焼成は夜の8時まで続き、37時間焼成され無事に終えることが出来ました!

次回はいよいよ窯出し☆4/29に行われた穴窯窯出しイベントもレポート致します!

穴窯焼成に作品を出された会員さん達の作品はどんな感じに仕上がったのか、出来上がりが楽しみですね☆

焼成イベントにご参加頂いた会員の皆様、ありがとうございました。

次回も沢山のご参加をお待ちしております♪

 

穴窯焼成☆詳しくはこちらをご覧ください↓

https://yukobo.co.jp/anagama/