こんにちは!
東京銀座教室スタッフのはざまです。
今週の会員さん名作品のご紹介は、ゆう工房歴4年7カ月のキクさんの染付茶碗です*
内側は一見シンプルですが、、、
外側を見ると、全周にしっかり縁起柄・吉祥紋の染付がされています*
呉須・深緑の組み合わせと、素地との色の相性が良く、
多くの会員さんを惹き付ける作品となりました♪
(青海波/呉須)(三重欅/深緑)
(七宝/呉須)(鹿の子斑/深緑)
吉祥紋には古来から伝わる意味・願いが来込められているものがあり、工芸品・着物に多く用いられてきました。
青海波(せいがいは)・・・「未来永劫、平穏な暮らし」
七宝(しっぽう)・・・「無限に連鎖する平和、円満、子孫繁栄」
鹿の子斑(かのこまだら)・・・「子孫繁栄」
ちなみに、三重襷(みえだすき)は、直衣(のうし)と呼ばれる上級公卿の日常着の夏物に用いられた文様だそうです。
吉祥紋をまんべんなくあしらった飯碗は、食べるほどに元気をもらえそうです^^**
土:茜土
装飾:染付(呉須・深緑)
釉薬:3号釉