こんにちは(^^)
大阪南堀江教室担当陶芸講師の杉山です。
大きな窓からの太陽光で暑いくらいだった南堀江教室もついに暖房デビューする寒さになりました。
今年もあと残すところ数日、師走という言葉がなんだか背筋をピンとさせる季節です。
今週の南堀江教室名作品はゆう工房歴4年半サユリさんの作品。
「白十二支の置物☆抜群の愛らしさ」
茜土や南蛮で形を成形後、白化粧をスポンジにつけ丁寧に覆い、釉薬はかけずに焼き締めで仕上げました。
一体一体の表情やしぐさがとても愛らしく、細部までこだわった造形で
見る人みんなを笑顔にしてしまうあたたかい雰囲気に包まれた作品です。
ヒビが入ってしまったり、欲しいまっ白にならなかったり、白化粧に苦戦されながらも、
施す化粧の濃さを変えたり、重ねる回数を変えたり、何度も何度も修正をしながらこだわって調整されていました。
この時の化粧濃度研究を生かして、今は埋め込み化粧皿を制作されています。
龍の角や各干支の耳など細かなパーツも丁寧に作られていて、すべての干支が親子、そして少し上を向いているのもとても縁起がいいですね。
サユリさんの人柄のにじみ出た愛らしい素敵な作品をありがとうございました。
「白十二支の置物☆抜群の愛らしさ」:干支、白化粧、研究、抜群に、愛らしさ