こんにちは、大阪梅田教室スタッフの伊達です!
今週ご紹介する会員さん名作品はガラス会員モチヅキさんのミラー2点です。
会員歴1年のモチヅキさんは普段はフュージングの技法で作品を制作されています。
独創的な感覚を持っていらっしゃり、作品を見ただけでパッとモチヅキさんのものだと分かります。
オレンジやブルー、グリーンやホワイトなど元気でカラフルな色使いが特徴的です。
今回の作品はそんなモチヅキさんの作品とは打って変わってお色味が統一されていてとてもシックな印象です。
こちらのガラスは鏡以外は一度窯で焼かれています。
窯で焼いたガラスは溶けて角が丸くなり、柔らかなかたちになります。
透明のミラーの方は針金を組み合わせることで動的な印象です。
ガラス1枚をシンプルに焼くのではなく、組わせて焼くことでガラスに厚みと立体感がでています。
氷に覆われた植物のような、冬の雪解け水のような透明感にあふれていて、いろんな創造がふくらみますね。
こちらは先ほどの透明とちがって静かな印象です。
赤色で統一されていますが、いろいろな赤色が隠れていて奥深いです。
静かな水面に映る紅葉のようなイメージでしょうか。
抽象的な造形ですがどちらも水を連想させる綺麗な情景が創造できますね。
モチヅキさんの独特の造形感覚はそのままに、今までとは一味違った作品が完成しました。
見るたびに様々な印象な作品を制作されるモチヅキさん、次の作品も何ができるのか楽しみにしておりますね!
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